生え際の後退から始まる薄毛の原因とその対策

「額が広くなってきたような気がする」、「生え際が後退してきたかも」と感じたら要注意です。男性女性にかかわらず薄毛になる可能性はありますが、生え際が後退していくのは男性に典型的に見られる薄毛のタイプです。その原因はさまざまですが、放置しておいても自然に回復する可能性は低いので、真剣に薄毛対策を始める必要があります。

部位によって異なる薄毛の原因
薄毛は遺伝によるところが大きいのですが、遺伝以外にもさまざまな要素が絡んでいます。それによって薄毛が進む部位にも違いがあり、たとえば、頭頂部から薄毛が始まる場合は栄養不足や血行不足が大きな原因として作用しています。この場合、髪と頭皮の血行を促進させ、髪の発育に良い栄養素をたっぷり与えれば回復することが多いです。一方、通称「M字ハゲ」という日本人男性に多く見られる生え際から薄くなっていくタイプの薄毛は、遺伝や男性型脱毛症(AGA)の影響が強く、頭頂部から始まる薄毛のように栄養補給だけで回復させることが難しいとされています。

遺伝による薄毛
生え際の後退が遺伝によるものだとしても諦めるのは早いです。というのも、薄毛が遺伝するというより、正確には薄毛になりやすい体質が遺伝するということだからです。ですから、生活習慣や環境、食生活、体質などを薄毛になりにくいように改善していくことで、薄毛になりやすい体質でも髪を保つことができます。遺伝による要素が大きく影響することは確かですが、それ以外の薄毛の原因を取り除くことで生え際の後退を食い止めることは不可能ではありません。

AGAによる薄毛
AGAとは、男性に見られる脱毛症で、男性ホルモンが髪の成長を妨げるジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変化することで発症します。DHTは、5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンに作用することで発生すると考えられるので、AGAによる薄毛を食い止めるには5αリダクターゼを抑制する必要があります。市販の育毛剤にその効果は期待できないので、AGAを克服するには専門的な治療を提供する医療機関を受診するべきでしょう。